オートサンプラーの基本動作は、指定した試料の的確なサンプリングです。設定した分析シーケンスに従った順番でサンプリングが可能なランダムアクセス型のオートサンプラーで、試料のセッティング数や各種追加機能に応じて4種類のオートサンプラーがラインアップされています。
ターンテーブル型の小型オートサンプラーです。円盤状のターンテーブルに標準で50検体のサンプルカップを設定できます。
ターンテーブルは3.5mlまたは8.5mlのサンプルカップ対応で、測定項目数から算出できる必要サンプル量に合わせて、サンプルカップを使い分けることができます。また、ニードルと切り替えバルブを追加することで、3.5mlのサンプルカップを最大100検体までセットすることができます。
ニードルがXYZ方式でランダムアクセスする、大型オートサンプラーです。
SA1074モデルは最大300検体、SA1075モデルは576検体を一度にセットすることができ、10mlサンプルチューブのポジションとは別に、35ml容器用専用ラックには最大で40本の容器をセットできます。オートダイリューターによるサンプル及び検量線作成溶液の自動希釈や、最大4本までのニードル対応が可能になります。
さらにオプションで、懸濁物の多いサンプルの前処理として超音波ホモジナイザーの装備や、バーコードリーダーによるサンプルID入力管理もできます。
試料の均質化のためにオートサンプラーに超音波ホモジナイザーやミキシングデバイスを搭載することができます。
試料中の懸濁物を超音波ホモジナイザーにより微細に粉砕させ、ミキシングデバイスにより試料を撹拌しながらサンプリングをおこないます。そのため超音波ホモジナイザーにて粉砕された微細な懸濁物も再沈降することもなく均質化された試料として下流部に流れていきます。
超音波ホモジナイザーだけでなく、小型回転歯を持つホモジナイザーも接続が可能です。
測定レンジを広げるためにオートサンプラーにシリンジ方式のオートダイリュータを搭載することができます。従来のポンプチューブによる希釈方式だけでなく、任意倍率での希釈も可能です。
専用ソフトウェアFlowAccessV3の設定で、1つのストック標準液から複数の検量線用標準溶液を作成します。試料測定においても、事前希釈が必要な試料の分析前希釈(プレダイリューション)や、分析後にオーバーレンジとなった試料の希釈(ポストダイリューション)も自動で実施します。
希釈倍率が完全に固定される。
任意の希釈率で各試料に見合った様々な倍率で希釈溶液を作成。
← 最初のページへ
お申込みフォームへ移動し必要事項をご登録いただきますと、ダウンロード用のURLが記載されたメールが、ご登録いただきましたメールアドレス宛に自動的に送信されます。
もしメールが届かない場合は、再度お手続きいただくか、お問い合わせくださいますようお願いいたします。
詳細情報が記載された製品カタログ(冊子)の郵送をご希望の方は、こちらからご用命ください。
カタログがお手元に届くまで少々お時間をいただきますが、万が一、数日経過しても届かない場合は、誠に恐れ入りますが、弊社までお問い合わせくださいますようお願いいたします。
装置導入ご検討のために、サンプル試験を実施しております。来社していただいてのデモ試験も実施可能です。ご希望の方はぜひお問い合わせ下さい。