オートサンプラーから送られてくる試料と各試薬を反応させる本体ユニットです。ケミストリーユニットには、ペリスタルポンプ、エアーコンプレッサー付きエアーインジェクター、操作用タッチパネル、リークセンサーが標準搭載されています。
サンプル処理数、測定項目数等に応じて3種類のユニットから選択できます。
San++の最大の特長は、将来的な分析項目の拡張と分析項目変更のためのモジュールの乗せ換えが簡単におこなえることにあります。ペリスタルポンプチューブやエアーチューブの系統数、ポジション数に依存して、ケミストリーユニット本体1台に対し、複数パターンの分析項目の組み合わせを構成することができます。
全窒素、全りん、ふっ素化合物、フェノール類などの加熱分解や蒸留による前処理が必要な項目については、前処理用のデバイスをバックパネルを使ってユニットと一体型とし、省スペース化を図ります。
バックパネルには、最大3つの蒸留ユニットもしくは最大2つのオートクレーブユニットを載せることができます。
測定後の試薬経路の洗浄作業を簡便化します。オペレーターによる試薬ボトルからリンス剤ボトルへのチューブの置き換えを必要とせず、バルブの切り替えのみで経路の流液を試薬からリンス剤に、またはリンス剤から試薬に切り替えます。
リンシングバルブは5チャンネルまたは10チャンネルのバルブポジションをもち、各ポジションに対応するニップルの試薬用、リンス剤用の穴をフッ素樹脂製のバーが上下に移動することで開閉します。
最大で6セットのリンシングバルブを1システムに接続できます。
オートリンシングバルブを使用することで、オートサンプラーから検出器までの一連の作業を完全自動化することができます。専用ソフトウェア上で自動シャットダウンのタイムプログラムを組むことで、測定後にシャットダウン前に必要なリンシングの時間を気にする必要がありません。(専用ソフトウェアFlowAccessV3参照)
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