WindowsベースのマルチタスクソフトウェアでSan++のオペレーションからデータ処理を制御します。
サンプラー・ケミストリーモジュール本体のウォーミングアップ、試料や検量線作成用標準液の前希釈、各測定項目のパラメーターや試験テープルの設定、ピーク補正からデータ処理の一連の作業をFlowAccessV3の簡単操作で効率よく自動化します。
サンプラーとケミストリーユニット本体に装備された温度コントローラー、送液ポンプ、検出器光源を制御します。サンプラーにおいては試料ポジションの確認やサンプリング及びリンシング時間の設定、ダイリューターを利用する際のウォーミングアップから希釈設定の全てを制御します。
FlowAccessV3で導入時のシステム構成の編集や、新しくシステム構成を作成することもできます。測定項目を拡張し、既存の項目と組み合わせた同時測定用システムを作成したり、サンプラーのモデルの変更や自動化のためにデバイスを追加する際に簡単にシステムを構成できます。
試料情報、測定項目、シーケンスの設定とともに、プレダイリューションやポストダイリューションの設定をします。ベースラインやドリフトの測定を定期的に設定することでピーク補正をおこないます。テーブルウィザードは測定情報が転送される前であれば、試験情報の追加・削除などの編集ができます。試験情報はLIMS、ASCII、Excelから直接読み込むこともできます。
サンプラーのスタンダードポジション数に応じた点数で、任意の濃度で検量線を作成します。検量ポイントの点数を多く測定し、濃度を逸脱したポイントを削除し最適な検量線に編集することができます。試料の測定中に検量線を編集した場合は、再計算させることで試料結果を再解析できます。
San++システムはJISのみでなく、ISOやEPAなどの国際基準にも対応するため、必要に応じて一次回帰線以外にも二次回帰曲線などの検量線タイプの選択ができます。
別バッチで測定した過去のキャリブレーションデータをリアルタイムデータ解析に利用することが可能なため、日内に複数バッチに分けて測定することもできます。
リアルタイムにピークを表示します。定期的に洗浄ピーク、ドリフトピークを測定することで、ベースラインとピークトップの自動補正を入れることができます。各ピークのインフォメーション画面を表示させて、測定中にピークピッキングのタイミングを調整することもできます。
テーブル画面や測定結果画面の試料タイプの表示色と同じ色を、測定ピーク表示画面のピークピッキングのマークに使っており、結果一覧とピーク表示が照らし合わせやすくなっています。
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